磐船神社は神が巨大石に乗って降臨した地
みなさん、磐船神社ってご存知ですか?
日本書紀によると、むかしむかしその昔、天照大御神の子孫にあたる饒速日尊という神様が巨大石・天磐船に乗って降臨したのが、この磐船神社なんだそうです。
え?
おまめが神社に何の用がある?
宗教嫌いじゃなかったか?
そうなんですよ。
神社は成り立ちや歴史には興味あるものの、神道そのもにはさほど興味はないんです。
しかしその源流となる考え―森羅万象に神を感じる日本古来の考えは、我々日本人の『核』となる部分なので大切に考えているんですよ。
仕事でメンタルケアをする際にも、ここは外せないポイントなんですよね。
というので、二礼二拍手一礼も気が向かなきゃしませんし、賽銭も入れません。神様がお金を欲しがるわけない
単に気持ちの赴くまま、ふらっと立ち寄る程度です。
そんなわたしがこの神社には、ふらっとではなく意図的に行ってみようと思ったんです。
それはなぜか?
それはこの神社の御神体が
石だからです!!!
磐船神社の御神体は”石”
当方、石を扱うショップを運営してるじゃないですか?
その活動の中で、『この石のパワーは、、』とか『この石の波動は、、』などとエラソーに語ってるんですよ、もう5年も。
ベースは石辞典などの昔から存在する情報ですが、ご存知のようにわたしは感受性が人一倍強いんで、それに従いながら独自見解している部分も大いにあるんです。
となると感受性キープが発信の鍵。
感度が落ちないよう、一度しっかり本家本元(石)と意思疎通を交わしておかねばと思っていたんですよね。石だけに。 もうええっちゅうねん
しかもね、この距離なんですよ。
なんとたったの46分!
*おまめ家は車には乗らない主義なので基本徒歩かチャリです。
でもってちょい手前の『ほしだ園地』には、子豆がbabyの頃、おんぶ紐で背中にくくりつけてちょくちょくピクニックに行ってたんで、あと少し足を延ばすくらいなんともないことなんですよ。
なのに近いところほどわざわざ感が立ってしまって行けないのが世の常人の常。
果たせないまま実に5年の月日が経ったんですが、あることがあって、これは今すぐいかなくては!と。
みなさんから見たおまめを知る
ブログをここに引っ越す際、FC2の方でまず引っ越したい理由を書いた後、未来への展望を語って引っ越し先をお知らせするという前後編方式を取ったんですが、前編のあとちょっと間が開いてしまったのがいけなかった
おまめがブログという発信媒体から完全撤退すると思われた読者さんがたくさんいらっしゃったようで、寂しさマックスのメッセージがわんさか送られてきたんです。
いやほんと申し訳ない
わたしほら、筆が遅いじゃないですか?
単にそれだけの理由だったんですが、内容が内容だけにそりゃあそう思いますよね。
重ね重ね申し訳ない
とまぁそういう事情で、図らずもみなさんからお別れのメッセージをいただくことになったんですが、そこには10年間の楽しい思い出や、何度も読み返したお気に入りの記事のことなどが丁寧に丁寧に綴られていて、もう涙なくして読めませんでしたよ。
このまま美しく引退した方がいいのではないかと思うくらい
またメッセージのほぼ全てに、『夢beansを作ってくださってありがとうございます!』という嬉しい文言が入っていたのが嬉しかった!
夢スタッフのみなさん、泣いてください
さらにこのような文言まで入っていたんです。
『おまめさまブログの言葉はわたしにとってキラキラ輝く宝石でした』
『おまめさまプロデュースのお品は全てがパワーストーンです!』
『MEMAO(おまめさま作)のパワーアイテムは私の宝物です!』
まさかMEMAOがバレてるとは想定外でしたがw、こんな嬉しいことってあります!?
でもってブログの言葉はあの暴言寄りの大阪弁ですよ?w
おまめさん、存分に泣いてください
しっかしひょんなことから始めた石活動でしたが、もはやみなさんには石がおまめのアイデンティティの一部になっているんですよ。
これは重く受け止めなければならないことです。
というので、ついに磐船詣でへと腰が上がったというわけなんです。
ついに御神体[天磐船]と対面
到着~
誰や46分ゆうたんは Googleや
軽く90分はかかりましたよ
奈良との県境にある生駒山の一角なんで、登りが延々と続いて太ももパンパン
しかし27年前はスイスイだったのになぁ。。。
さー いよいよ御神体と対面です
じゃじゃーん!
なんだかよくわからぬわ?w
拝殿の背後に見えているのが御神体の天磐船なんですが、石がデカすぎて(高さ約12メートル、長さ約12メートルだそうです)下から撮るしかないんですよ
敷地の外はもう山肌なんで、引きまくって撮ることも叶わず。。。
回り込んで横から撮ってみたらこんな感じ。
反対側に回り込んだらこんな感じ。
なおのことわからぬわ?w
うーむ、わたしの身長がせめてあと5メートルあったらなー 怖いわ
とにかくデカいということだけはおわかりいただけたかとあいしんく。
いやわたしもね、ここまでデカいとは思っていなかったんで、石というより小さな山と対面したって感覚でしたよ。
御神体の正体
御神体に挨拶を済ませ、ふと右側を見るとひと回り小さな石が祀られていました。
こっちはスマホのシャクに収まる程度の大きさです。
中央に仏様が彫られているところを見ると、神仏習合の興った奈良時代のあたりに祀られたのかな?
その石の向かい側は岩窟拝殿があります。
太古の昔、ここは修験道の行場だったそうで、今では一般人も条件さえ満たせば拝観できるんです。
中には洞窟あり、狭い穴あり、近くを流れる天野川が流れ込んでいる部分ありと、迫力満点の修験道体験ができるというので参拝客には人気でして、うちの大豆や子豆も過去に何度か入っているんですが、わたしは気が進みません。(きっぱり)
というのもね、
「事故が起きています」と書かれてますでしょ?
これね、死亡事故なんですよ。
2004年に一人、2014年に一人、わかっているだけで二人が拝観中に亡くなっているんです。
2014年の事故のあとは、万一に備えて二人組でないと入れないルールになったんですが、二人そろって転落することもあるじゃないですか?
こうして見ればいけそうな気もするんだけど 階段あるし
降りていった先の様子を回り込んで見てみると
これ、カメラ真下に向けて撮ってるんですよ。
つまり隙間は奈落
ツルっといったらアウトですわ
コケが滑り止めになってくれてコケにくいのかもしれませんが・・
ムリっすw
磐船神社のある大阪府北河内エリアの神と言えばパナソニック創始者の松下幸之助。
ええ絡みしてくれますわw
しかし御神体といい、このあたり一帯が巨大石だらけなのはなんでだろう???
そこで文明の利器で調べてみたらば、なんとこの石、およそ8000万年前に生まれたマグマが50万年前に噴出してできたものなんですって!
ってことは?
あの御神体の正体は8000万年前のマグマで地上での御年は50万歳ってことなんですよ!!!
ひえぇぇぇぇぇぇぇ
そりゃ御神体にもなりますわ
50万年前と言えば北京原人が現れた頃ですよ。
その頃からここに鎮座していたとは露知らず、大変失礼いたしました
石を神たらしめたのは人の想い
という感じで磐船神社の初参拝を無事に終えることができましたが、あの御神体が隣国にて北京原人がブイブイ言わせている頃に誕生したと知り、また違った畏怖の念を覚えましたw
ぶっちゃけ神話とかそういうものは、楽しみこそすれ信じてはいないんですが、当時の政情における何らかのメタファーであることは事実なので、そこには崇高なロマンを感じます。
しかしそれ以上にロマンを感じるのは、50万年前からあの石があそこに存在していて、いつの間にか人々の信仰対象になったこと。それが神話にまで発展したことです。
言ってみればただのデカイだけの石なんですよ。
磨いたわけでもなくブリリアントカットを施したわけでもない、ただの苔むしたデカイ石なんです。
しかしその苔は、ただの苔ではないんですよ。
信仰対象として人々に大切にされてきた証、つまり人々の想いなんです。
そしてこれこそが、石を神たらしめた霊力の正体なんです。
わたしの携わった石や放った言葉にみなさんが何らかのパワーを感じてくださったのも、みなさんの想いがあったからこそ。
でないとただの石、ただの暴言ですから。 ←自覚アリw
いつの世も、何かに命を吹き込み霊力を与えるのは、人の想いなんですよ。
それを人は”神”と呼び、自身のパワーに変えていくんです。
境内の中にいると、50万年前の石に囲まれた我が身のちっぽけなこと!
ちっぽけだけど、この混沌とした世の中に一石を投じることのできるのは石ではなく自分だと思うと、なんとでっかいこと!
みなさんが命を吹き込んでくださったおまめ発の石と言葉、あの苔むした巨大石のごとくに内側から真の力を放つことができるよう、大切に育てていかなくてはと心から思いました
いやー 行ってよかった!!!
せっかく水晶着けて行ったのに撮るのすっかり忘れて帰り道でチャリ止めて撮ったというw
がしかし、夕陽とヒョウ柄でほぼ見えないというw
まぁここはおまめブログだからこれでよし
ちゃんとアクセが見えている写真はスタッフブログにて!
ヒョウに隠れているのは『MEMAO(おまめさま作)のパワーアイテムは私の宝物です!』と言っていただいたこの作品です。
モノホンのパワーを浴びさせたいと思って御神体のそばに持っていったんですよ。
思惑通り、パワーアップしてくれたかな?
このネックレスはワイヤーではなくゴムで仕立てているんで、その名の通りズボラー族に持ってこい。
そういうところに神が宿るとわたしは思うんですよね
にしても、
なんでMEMAOの正体がバレたのか不思議でしたが、このコンセプト、そりゃバレますわなw
神社仏閣ではお金を使わない主義のわたしが珍しく御守りを貰ってきたんです。
もしどなたか必要な方がいらっしゃったら、お送り(お贈り)しますんで、ご一報ください。(限定1ですが)
それではみなさん、よい週末を❣
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