動物はみんな果物が好き
スーパーで観察していると
スーパーの特等席がスイカの赤から柿のオレンジ色に変わりましたね~
って柿にオレンジはないんちゃう?w
しかし人々を観察しているとめっちゃおもしろいんです。
果物ってスーパーの入ってすぐのところの特等席に陣取ってますでしょ?
一人残らず足を止めるんですよ。
そりゃそうですよね、あの色鮮やかな季節のシンボルをスルー出来るわけがない。
が、すぐにカゴに入れず、その隣にある野菜コーナーをちょろっとうろついた後、また戻ってきてカゴに入れるんです。
ためらう何かが果物には潜んでいるのだろうか?w
理由は糖質とか値段とか、持って帰るのが重いとか様々なのでしょうが、やっぱり戻って来るところをみると、みなさん果物が好きなんですよね。
まぁ果物だって動物に好かれるよう進化したわけですから、それは自然の摂理というもの。
冬眠前の熊さんだって、いまごろ山の中で甘い果物に狂喜乱舞しているに違いありません。
しかーし
わたしには果物はどうでもいいものの代表食材なんですよ。
ケーキの上に乗ってたりするとイラっとくることもあるんで、むしろ好きじゃない食材なのかも。
わたしと仕事をした人は必ず「おまめは人間じゃない」と言いますが、動物カテにも入らない可能性あったりしてw
が、珍しいもの好きなんで、珍しければたとえ果物でも食指が動くんです。
ポポー
『幻』の文字に目が留まって買ってしまったというw
しかしその後、スーパーで頻繁に見かけたので幻でもなんでもなかったことが発覚w
コピーの力ってすごいっすね~
さわると焼き芋のようなしっとりした感触
中はけっこう種がましい
完熟してたんでスプーンで食べてみたところ、ゴールデンキーウィの完熟したものとマンゴーを掛け合わせたような?
謳い文句のカスタードクリームみはわたし的には感じませんでしたね。
ねっとりしてるんでそこは確かにクリームっぽいけど、カスタードクリームって卵とバニラの香りが最初に来て、その後ねっとり感がやって来るじゃないですか?
なら絶対ちゃうわ~
その後、完熟してないものを買ってきて食べてみたんですよ。
そもそもわたし、熟れた果物が好きじゃないんで、青臭い方が美味しいかもと。
すると今度はゴールデンキーウィ風味が消え、代わりにパパイア風味が加わったんです。
こっちのほうがわたしは好きかな?
ビオレソリエス
たびたびご紹介している『産直市場よってって』。
いちじくは好きじゃないどころか嫌いな方へ寄ってる果物なのに、またもや『幻』というワードにそそられて、ってかそそのかされて
買ってしまったというw
記載通り、お尻には虫の侵入防止の医療用テープ
切ってみました
食べてみると、ファーストインプレッションがなんとラズベリー!
最終的にいちじくの香りがほんのりする程度のいちじく度なんですよ。
糖度が高いという謳い文句にびびってましたが(←甘いもの苦手)、ベリーちっくな酸味がカバーしてくれて甘ったるくなく、これは気に入りました
で、熟れきったらどうなるのだろう?と思って2つほど数日放置して食べてみたところ、熟れても酸味は飛ばずこれまた美味。
いちじくはさほど好きじゃないけどそういうのってなんだか損した気分になるというおまめ思考に共感される方には超おすすめです
が、これ初めて食べたのが熟れたものだったら、酸味を腐っていると勘違いして吐き出したかも
逆でよかったw
ポポーの産地がまさかの、、!
再びポポーに戻るんですが・・・
生産者さんの名前にビビビと来られたロマンチックな方、きっといらっしゃいましたよね?
かく言うわたしもそのひとり。
めっちゃファンタスティックなお名前じゃございません?
西洋なら大蛇から姫を守った騎士に与えられる名前、みたいな?
けどここは日本でしかも大阪。
おそらく神社関連だろうと目星をつけて調べてみたらば・・・!
なんとGoogleマップではうちから徒歩11分のところにある高宮神社にその秘密があるとのこと。
ならばいざゆかん、高宮神社!
とばかりに意気込んで出かけたのに、辿り着くまでに小1時間かかったんですよ。
あんなんGoogleマップじゃない。ぐるぐるマップや ←方向音痴を棚に上げる人
で、この神社、鳥居の横に今でも名水が湧き出る井戸があるんです。
コレコレ↓
この向こうが昔は森になっていて、そこに大蛇が住んでいたということで『大蛇の森』と呼ばれていたんですって。
そしてこの井戸もいつしか『大蛇の井戸』と呼ばれるように。
説明書き発見。
こういうのを読める人ってわたしまじ尊敬するんですよね ←縦書き&漢字で萎える人w
で、日本なので大蛇はトーゼン神様。
付近の人たちが美味しい水のお礼にお供え物をしたり森を整えたりしていたそうで、大蛇の森を守る人=『大蛇森』姓ができたんですね。
ちなみに日本で大蛇森姓はわずか3%くらいしかなく、そのうちの95%がここ寝屋川、残り5%が隣町の交野市に存在するということなので、実質この大蛇の井戸関連の人オンリーってわけです。
めっちゃロマンチックですよね
帰り道になんとポポーの生産者さんのおうちを見つけて狂喜乱舞
その裏手にビニールハウスを見つけたんで、これがきっとポポーですよ。
外に見えてるのはいちじくっぽいけど、中にあるのは絶対ポポーですよ。←きめつけ婆w
いやーしかしこれでポポーの値打ちがわたしの中で一気に上がりましたね。
神様の森を守ってきた人が作った果物でしょ?
しかもいまだ枯れることなく湧き続けている名水で作ったんですよ。知らんけど
収穫は10月いっぱいということなので、もうそろそろ終わりですが、大阪にお住まいの方、見かけたら絶対買ってください!かなり種がましいですよ。 どっちやねんw
というわけで、今回は(果物なんてどうでもいい動物の裏切り者が書いたため、みなさんの印象に残ったのはきっとポポーでもビオレでもなく大蛇の森という、いろんな意味で)珍しい果物レポでしたーw
コメント
てぃんくるちゃん(^o^)丿
ポポーは学名はpawpawなんで、ポポーというよりポーポーなんだよね。
けどここは日本。ポーポーよりポポーの方が響きがいいということでポポーになった。
おもしろい上に日本人の感性をあらためて知った気がするわ。
>「ビオレ剃り薄」
wwwwwwwwwwwww
この変換最高wwww
いちじく好きの人には邪道と言われそうな味だったけど、わたしには最高によかったわ!
どこでも栽培できるからつくばなら絶対流通してるはずなので、
ぜひ試してみて~
「ポポー」って、なんて可愛い名前なんでしょう!!
何か意味があるんだろうか、、?
わたしも食べてみた〜い😄
でもって、生産者さんの名前が大蛇森さんで、おまけにご近所さんだなんて、
これはもう、運命の出会いだね💕
産直市場から歴史の旅へ〜😍
寝屋川の奥深いエピソード、興味津々だ!
いろんなお話、待ってます♡
「ビオレ剃り薄」
こんな変換で出てきた🤣
ビオレの泡で薄ーく剃るのか、、?w
「ビオレソリウス」の方がわたしの好みみたいだなぁ。
切断面が綺麗で美味しそう!
見た目は完璧イチジクなのに、食べるとラズベリーだなんて、
ワクワク感満載だね❣️
産直市場、やるなー😆
かたつむりちゃん(^o^)丿
大蛇の井戸の横にある祠にポポーをお供えすることもあるのかもね!
夢beansの聖地か~
そういえば4~5年前、大阪・北浜の五感がおまめコミュの聖地と誰かが言ってたねw
3~4年前は箕面によく遊びに行ってたから箕面が聖地と呼ばれてたような・・?
ようするにわたしのその時々のお気に入りの場所が聖地になるなら、今は産直市場よってってかも🤣
面白い~と思いながら読み進め、
最後に頭に残ったのは、『ポポー』でした^^
大蛇 = ポポー ??これだけ見たら、繋がりが摩訶不思議ですが、
なるほどー!!生産者さんの名前から、このような繋がりが!
そして、寝屋川(夢beans聖地?!)という身近な場所だったとは!
ご縁ってほんと面白いですね(^O^)
書いていて思ったのは、夢beans聖地は、寝屋川?箕面?どっちだろうww
kikiさん(^o^)丿
えー!そうなん???
わたしなんか短い人生、貪欲にいろんなもの食べたいと思うねんけどなー
日本ではねw ←バンコクでは知ってるもの以外食べようとしない人w
おお!kikiさんも大蛇森さんの名前にそそられる仲間でしたか💗
>寝屋川って奥が深い場所やなあ〜
うん、日本の都が滋賀→大阪に遷都を繰り返してた頃(京都が都になる数百年前)から、このあたりは歴史に名を連ねながらも脇でいろいろとおもしろい(というか、おひwと言いたくなるような)エピソードを残してるみたいよw
惑星系果物、箕面事情と寝屋川事情はまた違うかもしれへんので是非お願いします!
ポポー!!ビオレソリウス!!
・・・・どっかの惑星でっか?(^^;)?
なんてレアな名前の果物や・・・私、見かけても絶対買わへんと思うw
だって、食べても「これはりんごに似てるわ」とか思うやん?それならそのりんご食べたらええやん?とか面白くないことをおもってしまうのであった。
まめちゃん、チャレンジャーやな〜〜
でもでも、大蛇森さんの名前には食いついたわ!この名前やったら試したくなるかも・・・しかもご近所さんやったって?寝屋川って奥が深い場所やなあ〜
今度スーパーで惑星系果物を見てみよう、白茄子と同じで案外あるのかも?
面白いレポ、ありがとうです〜