今年は滋賀に行ってきました<第3回大人の遠足>その2

琵琶湖なしでは語れない!彦根の魅力あれこれ

なぜ彦根城は廃城令を免れたか


さて、1日目のメインイベントは『彦根城』登城です。


こじんまりした印象ですが(二人のことではありませんw)、この彦根城、凄いんですよ。
ってこの二人も凄いんですけどね。
だってアラカンでこの若々しさはびっくりじゃないですか?

いやだから彦根城の話ですがな。 知らんがな

江戸時代までに建てられた城のほとんどは、明治政府によって壊されましたよね。
復元とか復興という形で元の姿を取り戻した城もたくさんありますが、まぁ言ってみればレプリカですわ。

ところがこの彦根城、いろんな幸運が重なって取り壊しを免れた=レプリカではなくモノホンなんですよ。
これ凄くないですか?

して、どんな奇跡で廃城令を免れたかという話です。
これね、複数あるんですが、なんといっても明治天皇が視察に帰りにたまったま通りかかったという奇跡に尽きるのではないでしょうか。

もう足場も組まれて取り壊し寸前の彦根城を、大隈重信という重鎮を伴った明治天皇が通りがかりに見上げたところ、横から重信が「これを取り壊すのはあまりにも惜しい・・!」と声を漏らした、それを受けて取り壊しを中止させたということなんです。

が、それだけでは中止の命は出さなかったかもしれません。
というのも、明治天皇には二条鑈子しづこという子供の頃よく一緒に遊んだ仲良しの従姉妹がいて、この子さんの夫さんが井伊直弼の大親友ということで、子さんから明治天皇に「彦根城を守ってあげて」と直々にお願いがあったというエピソードが残ってるんですよ。

で、「大好きな従姉妹の望みを叶えてやりたいのは山々だが、ううむ・・」ってところへ重鎮からの援護となる進言が来たわけです。
どちらが欠けていても残す判断にはならなかったことを思うと、偶然通りかかったことも含め、やはり奇跡としか言いようがないですよね。


お掘りに浮かぶこの鳥、なんとハクチョウなんですよ。
てか、大阪城にハクチョウなんていたっけ?
いやそもそも大阪にはハクチョウみたいな高尚な鳥おるんか?
と疑問を抱き調べてみたらば、即出てきて「おおおおお!!!(驚)」となったんですが、よく見るとお好み焼き屋の屋号だったという大阪ならではのオチでしたw


話戻してこのお掘り、元は内堀、中堀、外堀(今は埋め立てられて存在しない)の三重構造になっていたそうで、

もちろん水源は


母なる湖・琵琶湖です


琵琶湖によって集落ができ、稲穂が実り、野望が生まれ、穏やかに”今”を迎えた近江の国。
そのドラマを彦根城の天守閣から一望できるなんて最高ですよね✨️

彦根城レポは夢スタッフのkikiさんがこちらでまとめています。
楽しい写真もたくさん上がっていますので、ぜひご覧ください!

なぜ彦根城下町はこの規模で残ったのか


一方その頃、リハビリ期のおまめ&体力に自信のないてぃんくるコンビは、みんみんちゃんと一緒に別行動。


彦根城下町。
古民家好きには悶絶ものの風情です。


カフェ『conecone.』


さっそく休憩しとんのかーい! サーセン

いやもうね、どの店に入ろうか悩むほどたくさんお洒落なお店があるんですよ。
一週間ぐらいここに住んで全店制覇したいとマジで思いました。


シャレオツなチーズケーキを3人でわけわけ。


わたし甘い物は大好きなのに大の苦手なんで(は?)、毎回一口目はびくつきながら口に運ぶんですが、これは大丈夫でした㊗️

ホッとして隣に座るてぃんくるちゃんに目を遣ると、


耳と指にEvaのソルちゃんが!


服の水玉模様と合わせたのだそう。
やるなぁ♡


みんみんちゃんの指にはスピリトゥスが💎


これね、世界でたった1つの指輪なんですよ。
元のデザインではホワイトサファイアとダイヤモンドのコラボなんですが、みんみんちゃんのリクエストでホワイトサファイアをスミレ色のアメシストに変更して作ってもらったんです。

スミレの花言葉とアメシストの石言葉の共通項は『誠実』。
自分にとても誠実で、だからこその凛々しさ・美しさを纏ったみんみんちゃんのイメージにピッタリ!
わたくしおまめ、うっとり惚れ惚れしながら煌めくお手々を眺めていました✨️


しかし、大阪城の周辺にも時々レポする『がもよん』とか、城下町の風情を残すエリアがちょこっとぐらいは残っていますが、なぜに彦根はこうもしっかりバッチリ城下町が残っているのだろう?と、不思議で不思議で仕方ない。

そこで調べてみたところ、根本的な認識が抜けていたことがわかりました。
空襲なんですよ。
大阪城の城下町は大阪大空襲でほとんど焼滅しましたが、彦根は町を焼き尽くすほどの空襲には遭わなかった。
ここなんです。

まぁアメリカ空軍も、これだけデカい水源のある町を焼き払うのは燃料の無駄と判断したのかもしれませんけど、なんにせよ、大規模な被害は免れたということです。

また明治以降、滋賀県の中心地は彦根ではなく大津(県庁所在地)になった。
よって都市開発という、ある意味「魔の手」からも免れたわけです。

発展が遅れたがために古い町並みが残り、空襲から免れたがゆえに古さの価値が上がった彦根城下町。
彦根城が取り壊しを免れたことと同じ方向性の”奇跡”を感じますよね。

なぜ彦根藩は足軽に屋敷を与えたのか


店を出て向かった先は、彦根藩の『足軽屋敷』です。


みなさん、足軽屋敷ってご存知ですか?
武士の中では最下級にあたる足軽の住居は『長屋』と相場は決まっているのに、彦根藩の足軽は庭付き一戸建てにタダで(言い方w)住まわせて貰ってたんですって!
めっちゃ高待遇ですよね。

前記事にも書きましたが、近江の国は琵琶湖のおかげで稲作が盛んで不作知らず。
よって彦根藩は徳川の家臣の中でもトップクラスの石高を誇っていたということなんで、財政にかなりの余裕があったんですね。

そうして分不相応な一軒家をいただいた足軽たちは大喜び。
こんな素晴らしいおやかた様のためならいつでも命を捨てようぞ!とばかりに結束を固め、副収入を得るために内職に励み、ひたすら藩のために尽力したという話ですが、これぞ彦根藩主の企みでした。

足軽屋敷は敵が攻め入ってきた際の最初の防壁。
ミネラル豊富な琵琶湖の水ですくすく育った庭の樹木たちが敵の侵入を妨げ、それをも突破してきた敵の前には忠誠心に溢れた足軽たちが、その妻や子さえも命を張って立ちはだかる。
なんて合理的で見た目も綺麗なウィンウィン関係なのだろう!

カネの使い所をちゃんと心得たトップのいる会社が一人勝ちするのは、今も昔もこの世の道理なんですね。


カフェ『ハレとケと。』


また休憩かーい!って違うんですよw
ここは足軽屋敷をリノベートしたカフェ&スイーツショップでして、カカオ豆を生から低温で焙煎して作った美味いチョコレートがあると聞き、休憩ではなく買い物に来たというわけです。←いちおう運動w


玄関


お屋敷なのでここで靴を脱ぎ

上がってまず目に飛び込むのが


この風景って良すぎません?✨️


噂通りの庭付き一戸建て。
他藩の足軽さんが見たらめっちゃ悔しがりそう。

店名の『ハレとケと。』は、いわゆる晴れの日の「ハレ」と、それの対義語に当たる日常「ケ」のことだそうで、『非日常と日常の両方に寄り添える存在でありたい』との想いから名付けたということですが、この景色がもう非日常ですよね。


こちらが噂のチョコレート


カカオ豆を低温焙煎したチョコレートをRaw(ロー)チョコレートというそうで、低温だから栄養素が壊れずたくさん残っている=サプリの位置づけ→罪悪感なっしんぐのお菓子になるということです。

てか、そもそもお菓子は罪悪感込みで楽しむものという考えなので、わたし的にはウマければそれで全然いいというか。 ←身も蓋もないw

けどポリフェノールが普通のチョコレートの7割増しと聞けば、「マジすか!?」となるのが人情です。
だって7割増しですよ、奥さん。 


この鮮やかな紫色はドラゴンフルーツとフィコシアニン(スピルリナに含まれるもの)から抽出した天然色素なのだそう。
天然色素ってボヤ~っとした色味になるという先入観が覆されました。


と、感心しつつ、目線を上にずらしたら・・


なんでやねんw
仏陀を頭からかじれと!?🤣
いや、これだけ大きいとかじるより火で炙った包丁でギコギコしたほうが・・ってやめなさいwww

仏陀をモチーフにしたその理由は、『チョコレートを食べる時間が心と体のバランスを取る時間(瞑想)となりますように』とのことですが、なんかバチ当たりな気がして、逆にバランス崩しそうに思えるのはわたしだけだろうか😂


して、これらのチョコレートを創作したのがこちら、元看護師にして自らを「カカ女将」と呼ぶ吉田りえさんです。

カカ女将・吉田りえさん


看護師時代に予防医学の重要性を痛感し、チョコレートクリエイターに転身したのだそう。

太古の時代、チョコレートは薬として重宝されていたという話を、はるか昔おまめブログで記事にまとめた記憶があります。

当時は100度前後で炒りつけていたということなんで、48度以下の低温で焙煎するローチョコレートよりも栄養価が低かったはずなのに『薬』を謳えたわけですよ。
そこを考えると、いくら砂糖が入っててもローチョコレートはサプリを名乗る資格アリアリですよね。

厚かましくも気になるものを次々試食させていただきましたが、市販のチョコレートを食べた時のような舌に残る(てかまとわりつく)不要なものの存在を全く感じず、気持ちよーく喉を通っていきました。
せっかくなのでたくさん買い込み、大満足のうちに店を後にしました。

なぜ彦根に牛食文化が興ったのか


彦根城組と合流し、向かった先は近江牛のお店『千成亭』

千成亭


近江牛は日本三大和牛のひとつとして有名ですが、ここにも琵琶湖がかなり関係してくるんですよ。

弥生時代から稲作が盛んだった話は今回の遠足記事の随所に書いてますが、琵琶湖の綺麗な水とその水が運んだ肥沃な土で育った稲は、藁になっても栄養満点。
それを食べてすくすく育ったのが近江牛の祖先です。

仏教思想の強い日本では牛食文化が始まったのは明治時代以降、よって近江牛の祖先は水耕で活躍する役牛だったということですが、彦根藩は幕府に陣太鼓用の牛皮を献上する義務があった=屠殺許可が下りていた→皮を取った後の肉を大切に食べていたため、早くから牛食文化があったんですね。

しかも前述の通り、栄養豊富な琵琶湖の水をたっぷり摂り込み育った牛ゆえ、味は絶品。
牛食を禁じていた幕府としても、彦根藩から時々献上される牛の味噌漬けはたまらない御馳走。
そうだこれは薬だ薬、今後はこれを妙薬・反本丸へんぽんがんと呼んで堂々と胸を張って食そうではないか!
みたいな流れで牛食文化が定着していったんですね。


というわけで、本日われわれは薬をいただきにこちらへ参った次第です😄


またもてぃんくるちゃんにポージングを強要されるレディース


戻ってきたので仕返しお返し


みんなのワクワク笑顔、いいですねー

この高まる期待の中に登場するシェフのプレッシャーたるや、きっと相当なもんだとあいしんく。
口の肥えた口うるさい世代がずらり6人並んでるわけですから、奥で準備を進めながら「おいおい関東弁聞こえてきたぞ。。え、ちょっと待て大阪弁!?おるんか!?来たんか!?うわー!」みたいなw

かくいうわたしも、この時若干ドキドキ中だったんですよ。
というのも、リハビリ期に入ったあたりから、肉の獣臭と魚の生臭さがダメになりましてね、特に肉は鶏であろうが豚であろうがもう全然ダメ、牛肉などトップオブダメ、もはや出家して仏門に入れるレベルという。

そんな状態でこんなところに来るなって話ですが、いつまでも尼僧でいるつもりは毛頭ないし、この際ショック療法もアリなんじゃ?と考え、同席させていただいたでアリんす。


ノンアルワイン


めでたくアルコールは解禁となりましたが、まだ全然飲みたくないのでこれにしました。
アロマのようないい香りで、微炭酸なのでシャンパンちっくなワインジュースといった感じでしたよ。


前菜。しょっぱなから肉です


スプーンがあるのですくって食べる何かです ←記憶薄


牛肉と野菜の炊き合わせ。またもや肉来ましたw


けど、このあたりまではまぁなんとかいけそうな感じだったんです。
さすが近江牛、獣臭もそこまで感じず喉を通って行きましたから。

ところがです。
ちびちび飲んでたノンアルワインの人工的な香りが急に鼻につき始め―


それが引き金となったのか


たぶんバターじゃないかな。
野菜と絡んだ動物性脂肪の匂いで軽いめまい発生💧


今見たらめっちゃうまそうなのに一口も食べられず😵‍💫


病み上がりに神経系が過敏になるという話は実話だったんですね💀


野菜サラダ


これでいったん生き返ったんですよ。
つまんでいるうちに気分が落ち着いてきたんで、お!?これならメインいけるか!?と。


しかーし


どう見ても無理そう💧

そこでシェフに事情を話し、


お味見程度の量に減らしてもらったという・・  チーン


が、前述したように今は生っぽいもの全力拒否期。
僅かにあった戦う気力がこの赤い色でほぼゼロ状態に💧

まだ残っている野菜サラダをちまちまつまみながら、主演・おまめ、タイトル『修羅場』、サブタイトルは『牛に負ける未来をキミは想像したことがあったか!?』というショートムービーを脳内で繰り広げて現実逃避していました😂


果たして牛はポン酢の力でなんとか征服。 ポン酢万歳!


最後のお料理・シメの牛肉茶漬けは


上のお肉をみんみんちゃんに取って貰って、なんとか完食いたしました㊗️


デザート


わたしはこれを完食できたのだろうか。 ←頭真っ白
覚えているのは天然の果物の匂いを懸命に嗅ぎまくっていたことだけ。
そこから察するに、やはり今回の敗因は牛ではなく、迂闊に頼んだノンアルワインということです。
トホホ


店を出て、みんみんちゃん運転のレンタカーでホテルに戻る際に、窓からの景色をカメラマン・てぃんくるがパシャリ。
彦根城内の木々がお掘りの水に映ってめっちゃ幻想的でしょ?

実際、夜の趣が非日常(ハレ)過ぎて、パラレルワールドにでも迷い込んだかのようなんです。
車ごと・・そう、バック・トゥー・ザ・フューチャーのデロリアンみたいに。

・・・・・・いや違う、昼間でもそう感じた。
なにこれ
ここまじでわたしの知ってる世界じゃない😱


さー、次回はいよいよ最終回!
異世界の謎に迫りつつ、滋賀の魅力をまだまだお伝えいたします(^o^)丿

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