夢beansがアクセショップになったワケ

夢beansは2016年に旗揚げし、翌2017年に今のサイトに引っ越して本格始動、という流れだったので、もう実質6年になるんです。


6年にもなるとアクセショップを作った経緯をご存じない読者さんも増えてきて、『一体なんで”アクセサリー”?』と聞かれることもしばしば。


わたしがアクセサリーというのはそんなに変でしょうかwww



いや確かにね、アクセサリーというのは『たまたま』だったんですよ。

当時、ブログ読者さんの中にアクセサリーショップを経営している同年代女性がいましてね、戦う女性同士ということで、何度か食事をしたりとオフでも親交があったんですが、病に倒れて亡くなったんです。在庫をたくさん抱えたまま。

で、これはさぞかし心残りだろう、、ってことで販売代行を買って出ましてね、その時に作った簡易ネットショップが『夢beans』だったんですね。


夢beansという店名は、実は後から変えるつもりの急場しのぎだったんです。
確かショップの設定をしていく時、店名を入れなければ”次へ”をクリックできなかったんじゃなかったかな?

じゃあ豆なんでbeansでいっか、けどちょっとbeamsちっくでヤング感が出てハズカシな、、、なら前に漢字でも入れる?宝石扱うから石beansとか?けど大阪人、婆beansも捨てがたいでw 

みたいなノリでさんざん遊んで最後は飽きて、もうフツーでええわとなって『夢』に落ち着いたという😅


その時にね、同じくブログ読者さんでありオフ会でいつも顔を合わせる仲だったあの方を、
ハンドメイド作家として引っ張り込んだんです。






お馴染みの顔です笑


こちらてぃんくるちゃん、趣味はアクセサリー作りということで、オフ会の度に手作りアクセをお土産として持ってきてくれていたんです。
そりゃあみんな大喜びですよ。
手作りといっても売ってるものと見ため同じグレード、でもって手作りだから売ってるものより細部に工夫(強度アップとか)がなされてあるんで、嬉しくないわけがないんです。

で、何度か頂いた頃に気付いたんです。
もう貰って当たり前になっている自分がいることに。

そして疑問が沸いてきたんです。


なんでタダなんや・・・?


聞けば他の友達にも同じように手土産代わりにプレゼントしてるという話。
つまりてぃんくるちゃんにとってアクセサリーは、社交手段であり自己表現だったんです。


これはよくない。
たとえば家の近くの隠れ家的なパティスリーのお菓子をそれに使うなら問題ないんですよ。
こういうお店が近くにあって、家ではよくこのお菓子でお茶してるのよ、というエピソードを添えれば、地域色漂う素敵な名刺になるんです。

しかし自分のウリ(特技)を挨拶代わりに配るというのはどうなんだ?

わたしでいうなら久しぶりに友達と会う際、カウンセリングを無料でやってあげて、その子供にお土産として個別問題をプレゼントするみたいなもんですよ。
そんなことしたらわたしのアイデンティティは崩壊してしまう。



「てぃんくるちゃん、材料をもっと厳選して、たとえば一般人では手に入らないようなものに変えるとかして作品を売ろう。」

「売るなんてムリムリ!そんな怖いことできないわ。わたしどっぷり主婦なのよ。材料も調達方法がわからないし。」

「材料は海外から取り寄せればいい。わたしが教えるよ。フォローもする。だから頑張って腰上げよう。でないとてぃんくるちゃんの特技はあっという間に主婦のヒマつぶしに成り下がる。せっかく作ったアクセサリーの価値もゼロ円で決定。その時てぃんくるちゃんには何か別の自己表現手段が残っているのだろうか?」

「・・・なんにもないわ」

「そんな未来を望んでるの?」

「ううん」

「なら今すぐ腰をあげよう!」



とまぁ、このような流れでてぃんくるちゃんは夢beansの簡易ショップにて作家デビューを果たしたんです。


して、販売代行のほうはみなさんのご協力のもとに半年でめでたく終了。
いっぽう、頑張る女性をこういう形で応援するシステムに興味を持ってくださる方が半年で激増。

そこで新しいショップを作り、活動に参加してみたいという女性たちをスタッフに迎え入れ、気付けば6年、今に至るということなんです。



だから、もし、ですよ。

販売代行したのがアクセサリーではなくクッキーだったら

てぃんくるちゃんの特技がお菓子作りだったら


夢beansはお菓子屋さんになっていたんですよ笑


なぜにピンポイントでアクセショップ?

みなさんが不思議に思うこの問の回答を再び言います。


たまたまなんです




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