近畿限定【生雪見だいふく】を食べてみた。

味はわからず食べ方のみを知るw

雪見だいふくとJKおまめ

突然ですが、ロッテの雪見だいふく、みなさんもご存知ですよね？


コレコレ↓

これが出たのは確かわたしが高1の時じゃなかったかな？
学校の裏門のまん前にパンやお菓子を売る昔ながらの商店がありましてね、ほぼ毎日、お昼休みに門扉乗り越えて買いに行き、教室に持って帰って食べたもんです。


あれ二つ入ってるじゃないですか？
一個目はそうでもないんだけど、二個目は少し時間が経ってるせいかめっちゃ伸びるんですよね、求肥が。
それを楽しみに一個目を食べてると、お金払うからソレ売ってくれと言ってくる男子が必ずいるんですわ。
アホかって話しちゃいます？
こっちは校外脱走の罪でちょくちょく始末書まで書かされながら、あと一枚で親呼び出しやぞと脅されながら、その伸び～る二個目のためにあのたっかい塀をスカート姿で乗り越えて、命からがら教室に戻ってくるわけですよ。
倍出されても売らへんっちゅうねん。
三倍なら考えたかも？w

みたいなJK時代の可憐な思い出を携えた雪見だいふくに、なんとこの度、アイスクリームではなく生クリームを包んだ冷蔵デザート、その名も『生雪見だいふく』なるものが発売されたという話。


いやいやいや、あれは餅状のものが凍らず伸びるってのがアメージングなんですよ。
それを冷蔵モノに変えてしまったらただの和洋デザートじゃないですか。
でもって中身は生クリームオンリー、それフツーにショボい系ですよね？

そんなもんマジ要らんわ～



といいながら好奇心に負けて買ってしまったわたしw

それがね、この生クリーム雪見、当面は近畿地方限定販売で、売れ行きがよかったら全国展開という話なんです。
で、近畿以外の人たちが、「ぼくたちが食べれるように近畿圏のみんなたくさん買って食べてください！！！」とツイートしまくってるのを見て、そうか、これはわれわれ近畿民の舌に委ねられているのか、ならちょっと味見してやってもええかな、と。　←上からいくヤツw

生雪見、そのお味はいかに！？

毒々しさマックスの添加物ラインナップ


さー　開けてみましょう！

見た目はアイスの雪見だいふくと変りなし。


が、いつものフォークが付いてない。なんで？？？

デフォルトで付けてないみたいです。
しゃーない、フォーク持って来よう。




さて、フォークで突いて硬さチェック。

横から見た図

上からみた図

当たり前ですが、いつもの雪見だいふくよりずっと柔らかい。
いったい中はどんな感じなのだろう？　ワクワク


興味津々、突っついたフォークをいったん抜いてナイフ持ちし、華麗に切ろうとしたところ・・・


えらいことに

生クリームがさくさくほろほろしてるんです。
でもって求肥が伸びるからぐっちゃぐちゃ
こりゃないわー、、、


とその時、「本品にはフォーク等は封入していません」の上に、「柔らかくてデリケートな品質です。フォークやスプーンでお召し上がりください」という矛盾した記載があったことを思い出したんです。

なるほど。
ヘタにいつも通りのあのフォークを封入したら、わたしみたいな武器用な近畿民が失敗して「おいコラどないなっとんねん！！！」と巻き舌で電話して来る可能性アリ。
で、そのリスクを下げるためにいつものフォークは敢えて入れず、じぶんちのフォークで突いてね、それならどうなろうが自己責任でしょ？みたいな？


なんかやらしぃわ～～～～


ブツクサ言ってると息子・子豆が部屋入ってきました。
昔は一人で2個ペロリでしたが、今じゃ一個がせいいっぱい。
というので、子豆と一緒に食べることにしてたんです。


「これ一体どないしましたんや💧」


ブツを見るなり第一声がこれですわw


「どないもこないもこないなってしもたんやがなw」
「包丁で切ればええものを、、、ほんま母さん野蛮人やわ～💦」
「私が食べるんやし、別にええねん。腹に入ったらみな一緒じゃ」


で、綺麗なほうをヤツの皿に入れてやると、あいつこう言うたんです。


「ぼくがそっち食べますわ」

？？？

「いやええって、自己責任じゃ。わたしがこれ食べるわ」
「ぼく、そっちの方が美味しそうに感じるんですよ」

？？？

「フランス料理にそんなんありそうじゃないですか？ぼくにそっち譲ってくださいよ」

・・・・・

そんなこと言われたら俄かにぐちゃぐちゃがアートに見えてウマそうに感じるのが人情ちゃいます？w


「いーや、これはわたしが食べる」
「え～～　残念やなぁ」




さーいよいよ試食です。
ってかボロボロをかき集めて口に運ぶ作業の開始です？
フォーク諦めて口ばし突っ込んだ方がいいかも？　鳥か


と四苦八苦していると、ふと前に座っておとなしく食べている子豆が目に入ったんです。
それがね、みなさん、あいつフォークで突き刺して中身がこぼれないようかぶりついてるんですよ！
ぐちゃぐちゃの状態の方が美味しそうとか言ってたくせに、どゆこと！？！？



ハハーン、わかったぞ。
あいつ、あのぐちゃぐちゃをわたしが喜んで食べるように仕組みやがったな。
「そっちのほうが断然美味しそう！ぼくに譲ってください！」とか言ってぐちゃぐちゃのほうの価値を上げ、譲ってやるにはもったいないとわたしに思わせる作戦やったんや。

くそ～～　このボケ～～～～～


「結構おいしいですやん」


そらおまえはうまいやろ～～～～


「うん、アイス雪見よりも求肥が柔らかい、中身もアイスじゃなくクリームだから柔らかい、ナイスコンビネーションですね」


じゃかーしわ！
こっちは味わうどころちゃうんじゃ


「ごちそうさまでした。美味しかったけどリピートはないかな？」


殺



というわけで、生雪見、鳥になっていたため味はマジでわかりませんでしたが、取扱注意品ということだけはわかりましたw


リピート？

しますよ！！！　

ぐっちゃぐちゃにして鳥になっておしまいって、あまりにも悲しいじゃないですか！！！

次回はね、フォークなんか使わずお箸で掴んでかぶりついてやりますわ。
やっぱり雪見だいふくは和のお菓子、西洋のフォークとは相性が悪かったんですよ。
近畿圏のみなさん、『生雪見はお箸で』、これが合言葉ですよ！！！



さー　次回に望みを託して記念撮影w

それではみなさん、しーゆーすーん