知育菓子ちゃれんじゃー募集!

ロックな背中を見せてやろうぞ🎸


3つ前の記事で、クラシルから出てる『ポッピンクッキン』という知育菓子のつくれぽ(おこがましいわ?w)をしてたじゃないですか?
あの後、いや作ってる最中からなんだけど、メーカーのHPに記載されている”知育菓子のコンセプト”についてちょっとモヤってるんですよ。


好奇心を持ち、夢中になり、挑戦し、人との交流を通じて自分の個性を育て、自信を持って進んでいく。
その子らしく、一日一日のびていく、そんな一人ひとりの成長に、寄り添っていきます。


いや、ひとつめの文の前半はわかるんです。 
パッケージを見て、「これと同じものを作ってみたい!」と大人のわたしでも思いましたから、子供がスーパーのお菓子売り場で好奇心を持ち、作ることに夢中になり満足感を得、次はこれに挑戦する!とおめめをキラキラ輝かせる。
全く持って謳い文句通りの展開じゃないですか。

しかし後半の「個性を育てる」と「自身を持つ」、このふたつの文言がわたしには非常に訝しく感じられるんですよね。

だって見本通りに作るためのキットのどこに個性を育てる余地がある?って話ですよ。
その前文にある「人との交流を通じて」というところに着目しても、たとえば友だちと一緒に作るとして、「うわ~ 誰々ちゃん、じょうずー」「誰々ちゃんこそ器用やわぁ」って、腹の中はどうなんやとわたしは言いたい。
あんたら将来立派な京都人になれまっせ、みたいな?w

そのあとの文言、「自信を持って進んでいく」の部分なんか、いやいやいやちょっと待てとツッコミ入れてしまいましたよ。
「よし、この程度で完成としよう!」みたいな妥協の仕方を知っていなければ絶対凹むこと請け合い(カンペキなる見本がパッケージにドドーン!)ですから、これで進んでいける子はそうとう出来上がってますなw

が、日本では70点をコンスタントにとり続けられる者が優秀とされるんで、そこを考えると確かにこれは理にかなった『知育菓子』。
大人の示す”形”こそが、規範で正義で正論とする素直な子どもを肯定し、使える社会人に育てる『知育菓子』なんですよね。


ま、別にそれはそれでいいんです。 いいんかいw

自社商品に正当性を持たせて価値を上げるのは当然の戦略。
実際、間違ったことは何一つ言ってないし、ふたつめの文の「その子らしく」「のびていく」の言葉の裏には、もしかするとパッケージの中身でオモシロ作品を作り上げる子どもが出て来ることを願ってるって意味が隠されてるのかもしれないじゃないですか?

先日わたしはハンバーガー屋さんに挑戦しましたが、もし子どもの頃にやっていたなら、とんでもないもの作ってましたよ。
出来上がったハンバーガーを指でぺったんこにして、「リアリティーを追求しました」とキャプション書いてましたね。
あとコーラは量を3分の1程度にして「氷を取ったらこんなもん」、ポテトは半分残した風にして「冷めたら食えたもんじゃない」とw

まぁそういう子どもが成長したらこういう大人になるわけなので、あながちクラシエの狙い(外れたことはしない子どもに育てる)は正解かもしれませんけど、わたしは知っています。
その通りもできるし外したことも率先してできる優秀なお子さんを!



ゆづちゃん✨


これは昨年12月の和菓子作りオフ会の写真なんですが、ういろう餅を作る際、講師のカプチーノちゃんが見本を見せてくれたところ、みんないっせいにそれを模倣したんですよね。

こんな感じに。


で、もちろんゆづちゃんも先生のやった通りの形にしたんですが、隣に立ってる大きな大人がですね、


こんな形にしたんですよ。


だって黄身あんをもちで包めばいいわけじゃないですか。
ならどう包んだっていい=個性を出す絶好のチャンス、でしょ?

というので、


てぃんくるちゃんの分まで個性マシマシにしてさしあげたんですよ。


それを隣でニコニコ見ていたゆづちゃん、さっそくもうひとつ手を伸ばし


きれいなお花を作ったんです。


このあと、イレギュラーっ子同志で気が合いまして、余ったもちを使って二人で個性を爆発させました。

コレコレ↓


見た目「なんじゃこれ!?」って感じですけど、ぜんぶにタイトルがついてるんですよ。 
右側の棒状のはミイラで、中央のまるいのは地球爆発だったかな? もう忘れたw


とまぁこのように、ロックの精神を持ちつつ、ちゃんと大人の求める優等生にもなれるゆづちゃん。
われわれ母族が願う子どもの成長とは、やはりこれではないでしょうか。


願うなら、まず背中を見せろ。
これが夢beansのコンセプト。
ここはいっちょ、やるしかあるめぇ!!!


ってことで、既成の知育菓子で別物を作ってふざけてやろう企画を内輪だけで立ち上げました!😆 たぶん参加者はほとんどおるまいw

ルールは「パッケージ外のものは使用しない(水はOK)」、ただこれだけです。
これをどう解釈するのかも個人の勝手。
2パック使おうがフライパン使おうが固形を液体にしようが凍らせようが、完成したものに独自の個性が発揮されていれば全てOKです。

できれば今月末までに(過ぎてもノープロブレム)完成した作品の写真をおまめ宛てに送ってくださるだけで大丈夫なんで、たった30分程度の制作、夏には無理なオフ会の代わりに是非ご参加ください!!!

コメント

タイトルとURLをコピーしました